自宅最寄り駅は2つあるのですが、その内の1つに隣接して少しだけ高級なスーパー「Waitrose」があります。若干割高な分野菜も肉も新鮮で、地元の人たちにも大人気。デリカテッセンの充実振りも目を見張ります。ただ僕が何よりも最初に店内を見て回って喜んだのは綺麗な鮮魚コーナーがあることでした。サーモン、タラ、ヒラメ、クルマエビ、イワシ、サバなど日本でもおなじみの魚介類が整然と陳列されていて、カウンター越しに店の人に注文して取ってもらう。日本のスーパーの鮮魚コーナーと基本的に同じシステムです。
ここで、先日イワシを2匹買ってみました。渡英以来サーモンと牡蠣以外は基本的に肉ばかり食べていたので、日本人としてこれはまずいと、魚の国の民として恥ずべきことだと、このように思っていたわけです。さて、丸々としたイワシは2匹で70ペンス(=140円)と格安でしたが、問題が1点ありました。彼らは海にいた頃そのままの姿で我が家の台所まで到着したのでした。つまり内臓も取られていなければ、開かれてもいない。必然的に、僕は人生で初めて魚を捌くことになりました。頭を落として、お腹の部分を切って、内臓を取り除き、指で開いて、最後に中骨を取る。小さい魚なので簡単なプロセスでしたが・・・、やっぱり指を突っ込んで血まみれの内臓を取るのはあまり気分が良いものではありません。いずれにせよ、堂々たる初体験を得ました。
このイワシを使って作ったのが、イワシの蒲焼丼。軽く揚げた後醤油とみりんで味付けしたイワシは、脂が乗って、身はフワッとして、ほかほかのご飯との相性が抜群でした。今回はクックパッドに載っていたレシピを勝手に少しアレンジしたのですが、ばっちり美味しかったです。
ヘルシーいわし蒲焼丼 by さえまい
ついに魚も捌くようになってしまいました。とても忙しいバンカーのすることとは思えませんが(というか本当に全然忙しくない)、次はサバを3枚におろすことに挑戦してみたいと思います。
写真はまるでレストランみたい、美味しそう!
投稿情報: マリア | 2008-10-03 22:55
>マリア
ありがとう!旨かったよー。
投稿情報: Shibuya | 2008-10-04 19:22